ワンクリックで複数回のコードを実行するバッチファイル(.bat)
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自動実行バッチファイル
Windowsの場合:
バッチファイル(.bat)を作成して、ダブルクリックでPythonスクリプトを実行する方法です。バッチファイル内にPythonスクリプトを実行するコマンドを記述しておきます。
Macの場合:
シェルスクリプト(.sh)を作成し、ダブルクリックでPythonスクリプトを実行することができます。
今回は、バッチファイル(.bat)を作成します。Windowsで簡単にワンクリックで複数回のコードを実行し、待機時間を設ける方法として、以下の手順を使うとシンプルです。特にバッチファイル(.bat)を使う方法が手軽で初心者にも扱いやすいです。
バッチファイルを作成
以下は、指定されたディレクトリに移動してから、10秒間隔で4つのPythonスクリプトを順番に実行するためのバッチファイルのコードです。
メモ帳を開いて、以下のように記述します。
@echo off
cd /d "C:\Users\ファイルの場所の指定"
python ファイル名1.py
timeout /t 10 /nobreak
python ファイル名2.py
timeout /t 10 /nobreak
python ファイル名3.py
timeout /t 10 /nobreak
python ファイル名4.py
python your_script.py
: Pythonスクリプトを実行するコマンド。your_script.py
を実行します。timeout /t 10 /nobreak
: 10秒の待機時間を設定します。/nobreak
は、任意のキーで停止されないようにします。
バッチファイルを保存する
メモ帳でファイルを作成した後、保存する場所は、Pythonの格納ファイルと同じ場所。
- 「名前を付けて保存」 を選択。
- 保存する場所を選び、「ファイルの種類」を すべてのファイル に変更。
- 「エンコーディング」 を UTF-8 に設定し、your_batch.batのように拡張子
.bat
で保存します。
バッチファイルを実行する
作成したバッチファイルをダブルクリックするだけで、設定した複数回のコード実行と待機時間を含む処理が始まります。
この方法は簡単で、ワンクリックで複数回のPythonスクリプトを実行でき、待機時間も設定できます。
※ショートカットを作成するとより便利です
バッチファイルやスクリプトファイルのショートカットをデスクトップに作成し、そのショートカットをダブルクリックして実行することもできます。
- バッチファイルを右クリックし、「その他のオプションを確認>ショートカットの作成」を選択します。
- ショートカットをデスクトップにドラッグします。
- ショートカットをダブルクリックしてスクリプトを実行します。
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